2005年06月25日

ジャマワールのこと その3

さて、講習も3日目(?)です。

ジャカールさんの発案したジャカード機のことです。
織機というものの原理は、
たて糸と横糸を交差させていくというものですが、
彼の考案した織機は、紙に穴をあけ、
紙に穴が開いているかどうか(詳しくはその穴に
針が入っているかどうか)で
たて糸の上下開口の操作を行う命令を送る、というものでした。

この、「穴があいているか、いないか」が
コンピューターの発明のもとだったということなのです!
コンピューターって「0か1か」という
原理からなる世界なんですものねえ。

織って布を作る、という作業は
長い人類の歴史の中で、あらゆる地域で
古くから改良が重ねられてきました。
そんな頃から、産業革命を経て、今に至るジャガード織。
おしゃれなストールにも人間の叡智の結晶を感じますね。

インドリームワールドモバイル店長 芳佳

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